イタリアンレザー製札入れS
イタリアンレザー製札入れS
マレンマレザー製札入れS(ショート)。
カード入れは左右各4カ所で計8枚収納可能。
開いて左側に「Shin」の刻印が入る。
右側。
札入れはシンプルに1室。開いたときに隙間ができるようになっている。
閉じたところ。表革には1,7mm厚の革を使用している。適度な厚みがあり、耐久性も申し分無い。
上から。
コバ(革の断面)は幾度かのペーパーがけ後、染料を入れて磨いている。非常に手間のかかる工程である。
全ての無駄を排した非常にシンプルな札入れである。それ故、革の質感、仕上げにこだわり、もちろん革の床面(裏側)は見えないところまで全て磨き、コバも美しく仕上げている。
伝統製法で鞣された上質なイタリアンレザーの魅力を存分に味わってみてはいかがだろう。
サイズ 100mm × 120mm × 15mm
重さ 約100g
カラー 焦茶、赤茶
価格 15000円+税(1200円)
マレンマとは
イタリア、フィレンツェ近郊にあるワルピエ社(ヌメ革の最高峰と言われるブッテーロを生産していることで有名)が100%タンニン鞣しで時間をかけて仕上げた素あげの革。
素あげとは表面に顔料などを吹いていない仕上げのことで、革の表面の本来の質感が味わえます。そのため、革にもともとあるシミや皺、牛が生きていた時の傷跡等があり、一枚一枚違った表情を見せています。
革を曲げると下地の色が見えるプルアップ加工により、透明感と色むら感は他の革では味わうことはできません。
ブッテーロよりも多量のオイルが含まれているので、使い込めばすぐさま光沢が増してきます。
また、引っ掻き傷等付きやすい革ですが、使っているうちに内部に含まれたオイルにより、その傷さえもいい味に変わっていきます。
生産にとても時間がかかる革なので、時折在庫不足になるため納期がかかる場合もあります。
是非、イタリア伝統の技で鞣された革を味わってみてください。
SHINの商品は全て1931年製のSINGER足踏みミシンで製作されています。
生産効率は高くないですが糸締まりが良く、小物からバッグまで作ることが出来るオールマイティなミシンです。ビンテージのミシンを使うことで、良いモノをメンテナンスしながら長年使うというSHINの理念を体現しています。
そして、足踏みで1針1針縫うことでハンドメイド特有のあたたかみが生まれます。